「宅食って、体に悪くないの?」
宅食を使い始めようとしたとき、最初に頭をよぎったのは
「毎日食べても大丈夫なのかな?」
という不安でした。
冷凍食品や総菜には添加物が多そう、栄養が偏りそう。
コンビニ弁当は毎日食べると良くないって言われるけど宅食だって届けてくれるコンビニ弁当みたいなものじゃないの?…
そんなイメージを持っていたんですね。
同じように感じる人は私だけではないのでは、とも思います。
特に70代の母にも食べさせることを考えると、「安全性はちゃんと確認しておかないと」と思ったこと、また母自身が食の安全は気にしてきた人なので、利用する前に実際に調べてみる必要があると思いました。
この記事では、宅食の添加物・栄養バランス・安全性について、40代の私が調べた結果を紹介します。
「宅食って体に悪いんじゃないか」と不安に思っている方の参考になれば幸いです。
そもそも宅食が「体に悪い」と思われる理由は何?

宅食・冷凍弁当が「体に悪い」と思われる理由は、主にこの3つです。
① 添加物が多そう 長持ちするように設計されている=保存料や着色料がたっぷり入っている、というイメージを持つ方は多いです。(自分もそうでした)
② 栄養が偏りそう 同じようなおかずが続いたり、野菜が少なかったりするのではという不安。
③ コンビニ弁当と同じようなものでは? どこかの工場で大量生産された、添加物が多かったり材料の産地もよく分からない、質の低い食事というイメージ。
これらの不安が本当に正しいのかどうか、一つひとつ確認してみます。
添加物について:冷凍弁当は実は添加物が少ない
まずここが大きな誤解ポイントでした。
実は冷凍保存する食品は細菌が繁殖する心配がないため、本来なら添加物を使用する必要がないんですね。
冷凍食品などもそうですが、逆に添加物が少なく安心ということも少なくないそう。
一部の宅配弁当業者は使用する添加物を最小限に留め、無添加に近い冷凍弁当を製造しているところもあります。
つまり、冷凍弁当はコンビニ弁当などよりも添加物が少ない場合がほとんどなんだそうです。
例えばコンビニ弁当などは常温・冷蔵で販売されていますよね。
その状態で数日間売れ続けるために保存料やpH調整剤が必要ですが、冷凍弁当は冷凍することで菌の繁殖を抑えられるため、保存料を使わなくて済む、ということです。
実際に主要な宅食サービスの添加物への姿勢を確認してみると…
わんまいる 合成保存料・合成着色料は使用していません。出来たてを急速冷凍しているので合成保存料を使う必要がなく、かつお・昆布・椎茸・いりこなどの天然だしをふんだんに使って素材本来の旨みで勝負しています。
ウェルネスダイニング 製造過程において合成保存料や合成着色料は使用していません。製造過程で使われている添加物は天然由来の日持ち向上剤2種類(酢酸ナトリウムとグリシン)のみとのことです。
FitDish(フィットディッシュ) 完全無添加ではないけれど出来るだけ添加物を減らして家庭料理の味を再現しており、アレルギーの有無等をおまかせ診断で確認します。
このように、主要な宅食サービスの多くは添加物を最小限に抑える工夫をしています。
「調味料(アミノ酸等)」という表記が気になる方へ
原材料名を見ると「調味料(アミノ酸等)」という表記が出てくることがあります。これを見て「添加物が入っている!」と不安になる方もいますが、製造過程では添加物を加えていないが、ベーコン・ソーセージなどの加工品や、ケチャップなどの調味料など、原材料段階で元から入っている場合にそのように表示しているケースがあるんだそうです。
つまり宅食業者が意図的に添加物を加えているわけではなく、使用する食材に元々含まれているものが表示されているだけ、というケースも多いのです。
添加物が全くないサービスもある
FIT FOOD HOMEは添加物不使用にこだわった冷凍惣菜で、使用を認めているのは天然由来の添加物4種類のみです。塩化マグネシウム(豆腐を固めるため)、水酸化カルシウム(こんにゃくを固めるため)のみで、調味料は原材料まですべてチェックしています。
このこだわりは自宅で自分で作るよりもスゴイ!と思いましたよ。
添加物をとにかく避けたいという方は、こうした無添加特化のサービスを選ぶことで安心して使えるのではないでしょうか。
栄養バランスについて:むしろ自炊より整っている場合も

次に栄養バランスについて説明していきますね。
冷凍宅配弁当・宅配食サービスは基本的に管理栄養士が献立を作っているため、栄養バランスに優れた健康的なメニューばかりです。
さらに、体質や食事制限に合わせたさまざまなメニューを選べるところもあります。
宅食サービスの多くは「管理栄養士監修」のもとでメニューが作られています。
毎日の自炊では「今日は疲れたから適当に」となりがちですが、宅食は毎回一定の栄養基準をクリアした食事が届きます。
確かに、、管理栄養士さんに考えてもらった料理なんて学生の頃の給食以来かもしれない…
自炊するといっても気を付けて作っていないと栄養が偏っているということも多々ありそうですしね。
そういったことを考えると宅食だから栄養が偏っているということはなく、むしろ自炊よりも整っていると考えられそうです。
ちなみに実際に私が使ってきたサービスで確認すると…
まごころケア食 専属の管理栄養士が栄養バランスに配慮した献立を考えているので、健康が気になる方、少しカロリーが気になる方や、体型を気にされている方にもおすすめです。
ヨシケイ ヘルシーミール カロリー240kcal以下・塩分2g以下・糖質15g以下を実現しながら、栄養バランスを保っています。
ワタミの宅食 管理栄養士がレシピを設計し、かつお節・昆布などのだしの旨みを活かしながら塩分を抑えた味づくりをしています。
栄養が偏らないようにするためにできることは?
栄養のことをちゃんと考えられている事の多い宅食ですが、それでもなるべく栄養が偏らないように、ということを意識するのなら
- 複数の宅食を頼んでみる
- 宅食以外のものも食べる
といったことで工夫できるのでは、と思っています。
栄養を考えて作られているといっても、その性質上どうしても気になる部分は出てきてしまいます。それが「野菜・食物繊維」、「タンパク質」、「塩分」です。
食物繊維・野菜 宅食のおかず中心の食事では、食物繊維や野菜が不足しがちなことがあります。
→解決策:汁物や副菜を自分で足したり、野菜多めのサービス(ベジミールや GREEN SPOONなど)を選ぶのもおすすめ。
たんぱく質 たんぱく質は筋肉や内臓、肌、髪など体のあらゆる組織の材料となる重要な栄養素です。特に高齢者にとっては不足しがちな栄養でもあります。タンパク質の不足は色々な部分に影響が出てくるのでしっかりとる事が大事です。
→解決策:高齢者に限らず40代以降は特にたんぱく質の摂取が重要。
たんぱく質コースがあるサービスや、高たんぱくメニュー中心のサービスを選ぶのがおすすめです。
塩分 日常的に食品添加物を多く摂取するようになると、結果として肥満や高血圧などの生活習慣病につながる恐れがあります。
→解決策:高血圧が気になる方や高齢者の場合は、塩分制限コースのあるサービス(食宅便・ウェルネスダイニングなど)を選ぶことをおすすめします。
宅食はまずお試しから始めるのが吉
基本的に、冷凍弁当や宅配食サービスを利用する場合は栄養面だけでなく金銭的・嗜好的にも続けやすいように1食置き換えることから始めることがいいようです。
実際、家も全食や毎日ではなく一食置き換えがよさそうでは、という結論に今の所はなっています。(その辺りの変化などもまた別記事で紹介していく予定です)
作るのが大変などの理由で食事を抜いたり暴飲暴食になることを避け、毎日3食バランスよく食べることを基本として、あくまで補助として弁当や宅配食サービスを用いるのがいいのでは、と思います。「宅食を補助的に使いつつ、他の食事も意識する」というスタンスですね。
とはいえ、状況的にも毎日宅食、というケースもあると思います。
そういう場合には上でも少し触れましたが、栄養に気を付けているコースや献立を選んだり、複数のサービスを利用することもいいのでは、と思いますよ。
次の項目でもう少し詳しく説明していきますね。
宅食は毎日食べても大丈夫?
「毎日宅食を食べ続けても問題ないのか」という疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から言うと、栄養バランスの整った宅食を適切に使えば毎日でも問題ありません。
ただし、注意した方がいい点もいくつかあります。
注意点①:同じサービスだけに頼らない
どんなに栄養バランスが優れたサービスでも、同じものを毎日食べ続けると偏りが生まれます。2〜3種類のサービスをローテーションしたり、自炊・外食と組み合わせるのが理想的です。
注意点②:野菜・汁物を自分で足す
宅食のおかずに加えて、汁物や野菜を自分で用意すると栄養バランスがぐっと整います。味噌汁を一杯足すだけでも、塩分・ミネラルのバランスが改善されます。水分も摂れるので汁物の追加はあるといいですね^^
注意点③:カロリーに注意
食事制限が必要ない方は、過度に心配する必要はないと思いますが、自身の必要エネルギー量をおおよそ考慮して購入するといいのかな、と思います。
冷凍弁当はカロリーや含まれている栄養素のバランスが整っているため、特定の栄養素を心配する必要はないかな、とは思いますが、上でも触れましたが野菜(食物繊維)は不足気味にはなるのでその辺りは例えば時々はサラダも買って食べるなど追加するのがおすすめです。
ダイエット目的でカロリーを抑えたい方はヘルシーミールや三ツ星ファームなど、カロリー管理されたサービスを選ぶのがおすすめです。
70代の母に毎日食べさせても大丈夫?

高齢者への安全性については特に気になる方も多いのではないでしょうか。まとめていきますね。
塩分について
高齢者は特に塩分の摂りすぎに注意が必要です。高血圧・腎臓への負担を避けるために、宅食を選ぶ際は「1食あたりの塩分量」をしっかり確認しましょう。
塩分2g以下のコースがあるサービスもあるのでそういったメニューやコースを選ぶと安心です。
やわらかさについて
歯が弱くなってきた高齢者には、食材のやわらかさが重要です。
噛む力が低下しているのに硬い食材が届くと、食べにくいだけでなく誤嚥のリスクもあります。
また、食べるのが楽しくなくなってしまって余計に食が細くなるというケースもあるので「柔らかさ」「食べやすさ」は結構重要だな、と思います。
やわらか食・ムース食に対応しているサービス(食宅便・まごころケア食・ワタミの宅食ダイレクトなど)を選ぶことをおすすめします。
カロリー・栄養量について
特に、病気があり栄養バランスを整える必要性が高いという方は、宅食サービスを利用することで安全に健康的な食生活を送ることができるため、積極的に利用するのが良いと思います。
糖尿病・高血圧・腎臓病など、医療的な食事制限がある場合は「制限食コース」のある宅食サービスもありますよ。
例えば食宅便やウェルネスダイニングはその点が充実しています。
コンビニ弁当と比べると、宅食はどうなの?
よく比較される「コンビニ弁当」との違いも整理してみました。
| 宅食(冷凍弁当) | コンビニ弁当 | |
|---|---|---|
| 添加物 | 少ない(冷凍で保存料不要) | 多め(常温・冷蔵で保存期間が必要) |
| 栄養バランス | 管理栄養士監修が多い | サービスによる |
| 塩分 | 制限コースあり・管理しやすい | 高めのものが多い |
| 価格 | 600〜800円程度 | 500円程度 |
| 安全性 | 高い(冷凍で菌の繁殖なし) | 日持ちのための添加物あり |
外食やコンビニ弁当と比較すれば、栄養バランスや食材にこだわった、冷凍で添加物も少ない、主要な宅食サービスを利用する方が断然安全だと言えるのではないでしょうか。
「宅食は体に悪いんじゃないか」というのは実は逆で、添加物は少なく栄養バランスも整っている場合がほとんどです。
添加物が少ない宅食サービスを選ぶポイント
そもそも冷凍弁当などは添加物が少ないというお話は上でもしたのですが、それでもやっぱり添加物が気になる!という方向けに、選び方のポイントをまとめます。
① 合成保存料・合成着色料不使用を明示しているか確認する
公式サイトに「合成保存料不使用」「合成着色料不使用」と明記しているサービスを選びましょう。主要サービスの多くはこれを明示しています。
② 原材料名をチェックする
気になるサービスは原材料名を確認してみましょう。「調味料(アミノ酸等)」が入っていてもすぐに問題があるわけではありませんが、どんな成分が入っているか把握しておくと安心です。
③ 無添加特化のサービスを選ぶ
添加物を徹底的に避けたい方は、わんまいるやFIT FOOD HOMEのような無添加特化型のサービスを選ぶことをおすすめします。
まとめ:宅食は「体に悪い」どころか、賢く使えば体にいい
調べた結果をまとめると、「宅食は体に悪い」というイメージは多くの場合誤解だということがわかりました。
- 冷凍弁当はコンビニ弁当より添加物が少ない
- 管理栄養士監修で栄養バランスが整っている
- 塩分・糖質・カロリー制限コースで健康管理もできる
- 毎日食べても、適切なサービスを選べば問題ない
- 高齢者向けのやわらか食・減塩食コースもある
もちろん、宅食だけに頼らず自炊・外食と組み合わせることが大切です。でも「体に悪いから使えない」という理由でためらう必要はありません。
むしろ毎日コンビニ弁当を食べ続けるより、管理栄養士監修の宅食を賢く使う方が、長い目で見て体にいいと私は感じています。
「安全かどうか不安で宅食を試せなかった」という方は、ぜひ一度試してみてください。
>> 40代女性と70代の母が実際に試した宅食レビューはこちら


コメント